トリノオリンピック(2006)以来、その競技の面白さ・奥深さに魅せられ大好きになったカーリング。いつかは生で観戦したいと思っていたところ、11月中旬にX(旧Twitter)で『軽井沢国際カーリング選手権大会2023(12/1~3)』のチケットが販売が開始されているのを知りました。
「軽井沢なら日帰りで行けるかも」と試合スケジュール、交通機関などを調べてチケットを購入。
ここでは、軽井沢駅から会場までの経路、座席から試合の見え方、寒い会場での服装などを紹介します。カーリング観戦に興味のある方はぜひ参考にしてください。
※2024年大会の開催日程は12月13日(金)~15日(日)となります。2024年大会はイタリア、カナダ、スウェーデン、ドイツ、スイス、韓国、そして日本の7カ国から強豪チームが参加します。
軽井沢駅から風越公園軽井沢アイスパークへ
『軽井沢国際カーリング大会2023』の試合会場は『風越公園軽井沢アイスパーク』。
1998年長野オリンピックでカーリングが初めてオリンピックの正式種目に採用され、同じ風越公園内の『軽井沢風越公園アイスアリーナ」がカーリング会場でした。
『軽井沢国際カーリング大会2023』の期間中、軽井沢駅南口からアイスパーク間で大会シャトルバスが運行されます。定員は補助席をすくめて28名の先着順。所要時間は約15分です。
シャトルバス以外、軽井沢町内循環バス(東・南廻り線)でも行くことができます。軽井沢駅北口のバス乗り場から風越公園バス停まで。外回り(時計回り)と内回り(反時計回り)があります。
※2024年も同様にシャトルバスが運行されます。
2024年のバス時刻表は下記の通り。
軽井沢駅北口
当日は9:00開始(8:20開場)の試合を観戦するために東京6:28発北陸新幹線「はくたか」に乗り軽井沢へは7:32に到着。少しでも早く会場に着こうと7:40発軽井沢町内循環バス(東・南廻り線)外回りに乗ることにして軽井沢駅北口のバス停に向かいました。
風越公園バス停(アイスパーク前)
軽井沢駅北口からアイスパーク最寄りの風越公園バス停まで(外回り・南軽井沢経由)は約27分。料金は100円。風越公園バス停はフリー乗車区間になっているので運転手さんに「アイスパーク前で降りたいです。」と申し出たところ、アイスパーク前で停車し「カーリング会場へお越しの方はこちらで下車してください。」とアナウンスしてくださいました。
軽井沢アイスパークでカーリング観戦
軽井沢アイスパーク2階ふれあいホール
軽井沢アイスパークの入口から観客席のある2階へ。2階のふれあいホールは天井高くまで一面のガラス窓で明るく、木の骨組みで温かみを感じる空間です。ここで記念パネルを見たりして開場時間まで10分ほど待ちました。
このふれあいホールでは期間限定カフェが出店していました。お昼時にはテーブルは満席、会計は行列するほど混みあっていました。
私たちは試合観戦後にバスの時間まで「沢屋」のピロシキとアップルシナモンをいただきながら冷えた体を温めました。
軽井沢アイスパーク観客席からの見え方
軽井沢アイスパークカーリングホールはA~Fの6シートを備えていて国際大会の開催が可能です。
今回観戦した「2023軽井沢国際カーリング大会」はDシートが「FAN FUN SHEET」という観客席(氷上から間近で試合の観戦ができ、選手たちとも交流できる高額な特別席)になっていて、試合が行われるのはABCEFの5つのシートです。一般的には応援するチームが試合をするシートの後ろの席で応援します。
今回はチケット申し込みが遅かったので、一番見たい試合の後ろの観客席はほぼ満席。ただ複数の試合が見たかったので、最前列が空いていた会場真ん中の試合のないDシート(FAN FUN SHEET)の後ろを予約しました。(会場の見え方は写真の通り)
写真からもわかるように座席からC・Eシートの手前側ハウスのストーン配置はよく見えました。一方で奥側ハウスのストーン配置はスクリーンに映し出されるのですが、スクリーンがAシートとFシートの壁側についていてほぼ真横だったのと画面が小さかったのでよく見えませんでした。(残念ながらA・B・Fシートの試合内容は座席から遠くてよくわかりませんでした)
ただ、ストーンの滑る音やブラシをこする音、選手の声などがよく聞こえ、テレビで見るのとは違う迫力が感じられました。
カーリング観戦の服装・持ち物
軽井沢アイスパークの観客席は試合会場と同じ空間なのでとても寒いです。はじめは意外と大丈夫と思っていましたが、時間経過とともに冷えきってきました。
服装は防寒の肌着上下、タイツ、厚めの靴下は必須。洋服もシャツ、セーター、フリースなどを重ね着し、防寒上着(ダウンなど)も必要です。
ここまではほぼ完璧と思っていても、とにかくプラスチックの椅子の座面が冷たい!
事前にひざ掛けが借りられることを知っていましたが(数に限りあり)、フリースのひざ掛けを持参していたのでそれを座布団代わりにして座りました。
携帯用カイロはもちろんですが、足先を温める靴用・靴下用のカイロもあった方がいいです。足先のあまりの冷えに試合途中で持っていた靴用カイロを入れました。
頭や耳はそれほど寒く感じませんでしたが(個人的感覚です)、毛糸の帽子などもあればいいかも。
「分厚いダウンだから大丈夫。」とセーターを着て行かなかった夫はあまりの寒さに後悔していました。
とにかくカーリング会場の寒さを甘く見てはいけないです。
風越公園バス停から軽井沢駅へ
帰りは軽井沢町内循環バス(東・南廻り線)の内回りに乗り軽井沢駅に戻りました。バス停は軽井沢アイスパークから徒歩約3分。
風越公園バス停はスカップ軽井沢前にあります。内回りも外回りも同じバス停。
バス停に向かう途中、長野オリンピックの記念モニュメント・ミニチュア聖火台があります。
スカップ軽井沢は長野オリンピック時、カーリング練習会場でした。現在は通年型室内プールになっています。
13:34風越公園発のバスに乗り、軽井沢駅へは14時ごろ到着しました。