
2025年4月、東京から1泊2日で大阪・関西万博へ。
事前あるいは当日に入場予約ができたパビリオンは
1日目:事前予約2つ(7日前抽選と3日前空き枠先着)と当日予約1つ
2日目:事前予約2つ(7日前抽選と3日前空き枠先着)


空いている時間には予約なしで入れるパビリオンを探しながら万博会場内を探索。ここでは1日でいくつのパビリオンに入館できたのかを時系列でまとめています。
大阪・関西万博の1日目 入館できたパビリオンは9館
1日目はJR新大阪駅からJR桜島駅へ向かい、KANSAI MaaSアプリで予約していたシャトルバスで西ゲートへ。西ゲート到着は午前9時47分、手荷物検査を終え万博会場に入場できたのは午前9時55分でした。
*西ゲートへの行き方については別ページ『【新大阪駅から大阪・関西万博へ】東ゲートと西ゲート どちらから入場する?(https://flower.kty.tokyo/2025osaka-expo/)』にまとめています。


大屋根リング
10時30分に予約をしたパビリオンPASONA NATUREVERSEは西ゲート入ってすぐのところ。予約時間までは約30分しかないので、目の前にある万博の目玉大屋根リングに上ることに。


大屋根リングは二重になっているところがあり、上のリングからの眺めは格別。


予約時間が近づいたのでPASONA NATUREVERSEへ。近くにはよしもとwaraii myraii館とGUNDAM NEXT FUTURE PAVILION館。人気パビリオンのガンダムは予約のみで入館できず、よしもと館は自由入場でしたが外観だけを楽しみました。
10:30予約PASONA NATUREVERSE
7日前抽選で予約できたPASONA NATUREVERSE。アンモナイトを模した外観のパビリオンの上にはアトムが座っています。
館内の目玉は動くiPS心臓。親指ほどの大きさで専用容器の中で小刻みに動いています。
映像鑑賞なども含め、館内所要時間は約30分。


PASONA NATUREVERSEを出たのが11時10分頃。この日は12時50分にEPARKアプリでくら寿司を予約をしていたので、それまでの90分ほど万博内を散策をすることに。
シンガポール館
大屋根リングの内側にあるシンガポール館。待ち時間20分(実際は15分)ということで並んで入場。
館内では自分の書いた夢(文字・絵)が天体に映し出されます。館内所要時間は約15分。


シンガポール館のとなりブルガリア館は1時間待ちとのことであきらめ、オランダ館は予約者のみの受付で並ぶことさえできませんでした。


オマーン館
くら寿司予約まであと約1時間。オマーン館はほぼ待ち時間なし、館内所要時間も30分以内とのことで並びました。土地、水、人々というテーマで映像中心のパビリオン。


くら寿司
12時25分にオマーン館を出てくら寿司へ。くら寿司は西ゲートを通り過ぎたフューチャーライフゾーンにあります。EXPOアリーナMaturiや未来の都市パビリオンもフューチャーライフゾーン。


12時50分予約のくら寿司では待ち時間ゼロ。1時間ほど滞在し世界のメニューを味わいました。
*くら寿司の予約・メニューについては、別ページ
『くら寿司 大阪・関西万博店を予約できるEPARKアプリ紹介と予約方法(https://flower.kty.tokyo/kurazushi-banpaku/)』にまとめています。
次の予約は15時半ガスパビリオン。90分ほど時間があるので、人気パビリオンのアメリカ館やフランス館を目当てに東ゲート方面に移動。
セルビア館、バングラデシュ館、セネガル館、エジプト館、大屋根リングの中央にある静けさの森を通り過ぎると、マレーシア館、フィリピン館が見えてきます。各国の個性的なパビリオンは外観を見るだけでも十分楽しめます。




アメリカ館は並ぶこともできず
東ゲート方面の人気パビリオン、アメリカ館とフランス館は隣どおし。
この日、アメリカ館は事前予約者のみ入館可とのことで並ぶことさえできませんでした。翌日は予約なしでも並べば入館できるとの情報を得たので、となりのフランス館へ。フランス館は予約なしでもOKでした。

フランス館
フランス館は予約はできないパビリオンで、その日に並んで入る先着入場制です。14時半に列に並び約10分、聞いていたより早く入場できました。
ルイ・ヴィトン、ディオール、セリーヌの展示や日仏の繋がりを意識した展示が魅力的。
館内所要時間は約20分。


フランス館からガスパビリオンまでは地上ではなく、大屋根リングの2/3周を歩きました。1/3周の方に進まなかったのは、30分ほど時間があったのと、ウォータープラザ方面を歩きたかったからです。
外観を楽しんだパビリオン:アイルランド・アラブ首長国連邦・カナダ・ポルトガル・バーレーン・オーストリア・スイス・コロンビア・トルクメニスタン・北欧・チェコ・マルタ・null²・アンゴラ・英国








15:30予約ガスパビリオン おばけワンダーランド
15時半予約のガスパビリオンおばけワンダーランドは大屋根リングの外側にあります。コンセプトは「化けろ、未来!」。XRゴーグルをつけて「おばけ」たちの世界を体験のできるエンターテインメントパビリオン。
館内所要時間は約40分。

次の19時予約パナソニック「ノモの国」までは約3時間。時間的に余裕があるので、行列覚悟で人気パビリオンを探しました。
スペイン館
ガスパビリオンとは大屋根リングを挟んで向かい側にあるスペイン館。ブルーのグラデーションになった大階段の上にパビリオンがあります。予約不要の自由入場で5分ほど並んで入館。
館内所要時間は約15分。


タイ館、韓国館、アゼルバイジャン館の個性的なパビリオン、まだ未完成のネパール館の外観を楽しみ、万博会場の中央にある静けさの森へ。不思議な鏡で文字通りinfinite Gardenを体験しました。


中国館
「書」に興味があるのでどうしても入りたかった中国館。予約なしの自由入場なので並べば入館できます。この日の行列は約30分並びました
外観は古代の書物「竹簡」がモチーフ。てん書、隷書、楷書などの書体で漢文が記されています。


館内の展示ガラスを指でタッチすると、展示品の別ページや別角度の映像を見ることができます。


天井から足元にあらゆる書体の文字が流れ、巨大な円盤には二十四節気や星図の映像が映し出されていました。


歴史的な展示物から未来の展示まで、博物館のように楽しめるパビリオン。
月の表側と裏側から採取した土の展示もあります。


館内での所要時間は約30分。館内自由行動なので、時間をかけたい方はゆっくり鑑賞できます。
中国館を出た18時頃には周りのパビリオンはライトアップされ昼間とは違う雰囲気に。再び大屋根リングの上からパビリオンを鑑賞し、東ゲート近くのパナソニック「ノモの国」へ向かいます。




19:00予約パナソニック「ノモの国」
事前予約制のパナソニック「ノモの国」。ライトアップされた外観はとても目を引きます。
人気があるパビリオンとのことで3日前空き枠抽選で19:00枠を予約しました。
光の演出はとても綺麗でしたが、メルヘン心が足りない私にはあまり心に刺さりませんでした。
グループごとの入場で、受付から退場まで所要時間は約45分。

日本館は19時以降は予約なしでも入れると調べていたので、ノモの国を出て日本館に向かいます。
時間は19時45分。パビリオンの閉館は21時なので急ぎます。
日本館
19時50分に到着した日本館の周りは予約なしの人々でいっぱい。係の人によると館内が満員で入場制限しているとのこと。
何とか20時25分頃に入場できましたが、21時には完全閉館とのことで急ぎ足で回りました。

日本館のコンセプトは「いのちといのちのあいだに」。「ごみ」から「水」へ。「水」から「素材」へ。「素材」から「もの」へ、循環を体験できるパビリオンです。




退場したのは20時45分。館内所要時間は約20分でした。
雨も降りだしたので東ゲートから帰路につきました。今夜は地下鉄本町駅近くのホテル泊。
明日は東ゲートから9時枠で入場します。


1日目入館できたパビリオン:PASONA NATUREVERSE・シンガポール・オマーン・フランス・ガスパビリオン おばけワンダーランド・スペイン・中国・パナソニック「ノモの国」・日本
大阪・関西万博の2日目 入館できたパビリオンは7館
2日目は地下鉄で夢洲駅へ。東ゲート到着は9時20分。手荷物検査などで20分ほど並び9時40分には入場。


アメリカ館
昨日予約なしでは入れなかったアメリカ館に直行。この日は先着順の入場だったので行列に並びました。外観の巨大スクリーンにはアメリカ合衆国各州の景色が紹介されています。
9時50分に並び始め、入館できたのは10時45分。約1時間並びました。


パビリオン内はグループでの移動。見どころは大型スクリーンでロケットの打ち上げを再現している部屋。カウントダウンとともに宇宙に飛び出していく映像は臨場感にあふれています。


出口手前には1970年の大阪万博とは別の月の石が展示されています。
展示の目の前では1人につき1枚のみ写真撮影ができます。写真撮影の待ち時間は5分ほど。
館内所要時間は約45分。
並び始めてから約1時間40分でした。

ヨルダン館
次に向かったのはヨルダン館。4月は予約なしで入場できたので11時半に行列に並びました。入場できたのは12時15分。
最初の部屋でヨルダンの歴史などの解説を聞きます。グループごとの入れ替え制で靴を脱いで砂漠の砂を体験できる部屋に入ります。

円形の部屋の周りは360度スクリーン。ヨルダンの紹介映像が流れます。足元に敷き詰められているのは砂漠地帯の保護区「ワディ・ラム」の赤い砂。寝転んでも座ってもOK。裸足でその感触を楽しめます。


砂漠の砂体験までの館内所要時間は約15分。
出口のカフェブースでカルダモン入りヨルダンコーヒー(デーツ付き)とデーツシェイクを頼みました。


12時45分ごろ、ヨルダン館を出て英国館の予約時間13時半までウォータープラザ近辺を散策。
いのちパークで突然のミストに出くわしたり、ウォータープラザでは予約不要の昼の水上ショーを楽しみました。




人気パビリオンnull²は予約できず、ユニークな外観だけを楽しみました。
13:30予約英国館
7日前抽選で13時半の予約が取れた英国館。
外観は白いキューブが積み重なったような建物です。
グループごとの入場で、ストーリー仕立ての映像や展示、ゲームを楽しめました。
館内所要時間は約20分。14時には英国館を出ました。



西マーケットプレイスで土産探し
16時半予約のハンガリー館までお土産を探しに西ゲート方面へ。再び大屋根リングを通って向かいます。




マーケットプレイスは大混雑。商品を見るのもレジに進むのも大行列でした。
COMMONS-C館
15時過ぎ、再び大屋根リングの内側エリアへ。
次の予約まで60分ほどなので、予約不要の共同パビリオンCOMMONS館へ。COMMONS館はA〜Fまであります。
まず入ったのはCOMMONS-C館。各国のブースでは映像や民芸品・倒産品の展示が楽しめます。
館内滞在時間は約20分。





COMMONS-B館
15時15分、向かい側のCOMMONS-B館へ。ここでのお勧めはジャマイカブース。映画「クールランニング」ボブスレーに乗って写真撮影ができました。
館内滞在時間は約30分。






16:30予約ハンガリー館へ
3日前空き枠先着で予約したハンガリー館。向かい側のポーランド館も素敵な外観です。


ハンガリー館を入ると繊細なガラスアートの展示。次の部屋では光の演出の中、ハンガリーの伝統衣装を着た女性が民謡を歌ってくれます。映像だけのパビリオンも多いなか、貴重な体験でした。


館内所要時間は約30分。
ハンガリー館併設のレストランはすでに予約でいっぱいで入れませんでした。
COMMONS-D館
帰りの新幹線の時間から逆算して、18時に退場するまでの約1時間、COMMONS-D館に入りました。
COMMONS-D館では民族衣装を展示している国が多かった印象です。












リベリアブースの猿の民芸品、日本の「見ざる聞かざる言わざる」の三猿にそっくりです。


COMMONS-D館の館内滞在時間は約30分。17時半に出て東ゲートに向かいます。
ウォータープラザに沿って歩く途中、ポケモンに出会えました。








大屋根リング横では警報音とともに遮断機が降り、関係車両の通過を待つという場面に出くわしました。




東ゲート
大屋根リングの外側には真っ白な鹿のアート、Snow-Deer(スノーディア)が目を引きます。
東ゲートから退場し、帰路につきました。


2日目入館できたパビリオン:アメリカ・ヨルダン・英国・COMMONS-C・COMMONS-B・ハンガリー・COMMONS-D