【注意点】『どこかにビューーン!』申込みから行先決定まで

どこかにビューーン

JRE POINTを貯めて申し込むJR東日本のサービス『どこかにビューーン!』。
その申込みから行き先決定まで、実際に申し込んだからこそわかった手順や注意すべき点をまとめました。申し込んだ後は日程・列車変更やキャンセルができないサービス(正確にはキャンセルはできるがポイントは戻ってこない)なので申し込む前にぜひ確認してください。

行き先が新潟駅に決まったあとの旅の様子は別ページ『どこかにビューーン!』日帰り新潟旅行 弥彦へローカル線の旅で紹介しています。

『どこかにビューーン!』ってなに?

『どこかにビューーン!』は

JRE POINT6000ポイントで、JR東日本の新幹線停車駅47カ所からランダムに選ばれたおススメの4つの駅の「どこかに」往復旅行できる(※新幹線eチケットサービス限定)

えきねっとHP(https://www.eki-net.com)より

思いもよらない場所への旅を楽しんでほしいというJR東日本のサービスです。
申込みは往路乗車日21日前の0:00から6日前23:59まで。
宿泊場所を手配して往路と復路を別の日にしたり(旅行期間は往路の乗車日を含め最長7日間)、行先で駅レンタカーをお得に借りることもできます。

『どこかにビューーン!』を申込む前に必要なこと2つ

  • 【JR東日本グループのポイントサービス】JRE POINT会員になる
  • 【JR東日本】えきねっと会員になる

【JR東日本グループのポイントサービス】JRE POINT会員になる

『どこかにビューーン!』を利用するポイントを貯めるには、まずJRE POINT WEBサイトでJRE POINT会員になる必要があります。

JRE POINT会員登録はこちら>>>JR東日本のポイントサービス-JRE POINT(https://www.jrepoint.jp)

JRE POINT とは
鉄道利用やSuica決済、駅ビルでのお買いものなどで貯まる・使える
グループ共通ポイントです。

JR東日本のポイントサービス-JRE POINT(https://www.jrepoint.jp)より

JREポイントはJR東日本グループのポイントサービス。首都圏エリアに住んでいる私はJREポイント貯めるのにJR東日本グループのクレジットカード「JRE CARD(Suica付き)」を利用しています。
最寄りの駅ビルが「JRE CARD 優待店」でポイント還元率が最大3.5%ということで申込みました。
ショッピング以外にもSuicaのオートチャージでもポイントが通常の3倍の1.5%、えきねっと(JR券予約)を利用して切符を予約・決済するとポイントが3%+最大2%(条件あり)、とJRを利用してもお得にポイントが貯まります。キャンペーンなどで条件を満たせば数百ポイントもらえることもあり、意外にあっという間にポイントが貯まります。

【JR東日本】えきねっと会員になる

鉄道(新幹線)旅行をするときに切符の手配をするJR東日本の『えきねっと』。
『どこかにビューーン!』を利用するためには『えきねっと』の会員になりJRE POINTと連携する(JREポイントカード番号を登録する)必要があります。

えきねっと会員登録・JRE POINT連携はこちら>>>えきねっとHP(https://www.eki-net.com)

『どこかにビューーン!』を申込む前に確認すべきこと2つ

  • 『どこかにビューーン!』で新幹線に乗車する場合の乗車券・特急券の注意点を確認する
  • 『どこかにビューーン!』の行先候補駅を路線図で確認する

新幹線に乗車する場合の乗車券・特急券の注意点を確認

『どこかにビューーン!』は「JRE POINT特典チケット」での乗車なので通常の乗車券・特急券とは取扱いが異なります。さらに『どこかにビューーン!』限定の取扱いもあり注意が必要です。
詳細はえきねっとホームページの「JRE POINT特典チケットをご利用の場合」のページで確認できます。
※「えきねっとHP」→JRきっぷ→JRきっぷ申込ご利用ガイド→JRE POINT特典チケットをご利用の場合」と進みます。

主に注意すべき点は次の4つ。

  • 行き先確定後の予約変更(日時・目的地・列車など)はできないこと。
    同一列車の座席位置の変更に限り、乗車日当日の列車出発時刻4分前まで、かつ23時24分まで可能。)
  • 指定列車に乗り遅れた場合、後続列車の自由席・立ち席も含め利用できないこと。
    (乗車日当日に限り、別途特急券を購入すれば後続列車に乗車可能。)

どこかにビューーン!は、指定列車以外の乗車ができません。後続列車の自由席・立ち席も含めご利用になれません。ただし、当日中であれば乗車券部分のみ有効です。特急券部分は無効となりますので、後続列車のご乗車には別途特急券(紙のきっぷ)をお求めください。ご乗車にあたっては、新幹線改札機はご利用いただけませんので、改札の係員にお申しつけください。

えきねっとHPのチャット回答より
  • 途中下車・途中乗車はできるが乗車しなかった区間は無効になること。
  • 払戻(キャンセル)する場合、利用ポイント数全額が払戻手数料となるので払戻ポイントはないこと。

えきねっとホームページにこの4点以外にも注意点が記載されているので一度確認しておくことをおすすめします。
※運休やシステムトラブル時は取り扱いが違うのでえきねっとHPにて別途確認してください。

行先候補駅を路線図で確認

『どこかにビューーン!』の行先候補駅はJR東日本の47の新幹線停車駅。その中から4駅が提示され、その組み合わせで良ければ申込みします。
組み合わせが気に入らない場合は再検索できます。

ここで気を付けることは再検索には1日当たりの回数制限があるということです。
前もってどんな組み合わせが出やすいかを試しておくと「もっと良い組み合わせが出るのではないか?」と迷うことが少なくなります。
私が試したところでは「遠くの駅と近くの駅の組み合わせ」「5路線からまんべんなく」「上越新幹線と北陸新幹線どちらかの路線が入る」ことが多く・・・。

あまり欲張りすぎず譲歩できる組み合わせで決めることも大事です。

『どこかにビューーン!』の行き先は「新潟駅」に決定

申し込んだのは「新潟駅・新青森駅・一ノ関駅・秋田駅」の組み合わせ

今回の行先候補を選ぶ基準は次の2つ。

  • 今回は「できる限りポイントだけで旅行しよう」と日帰り・レンタカーなしが前提なので、下車駅から徒歩あるいは公共交通機関(バス・鉄道など)で観光できる場所があること。
  • 雨だったときの観光プランが考えられる駅であること。(乗車日が6~21日先で天気がわからない)

この基準にあてはまるのは、
東北新幹線・秋田新幹線では仙台駅・盛岡駅、北陸新幹線では軽井沢駅・長野駅、上越新幹線では新潟駅、山形新幹線はなし、でした。(あくまでも個人的な見解です)
そして途中下車・途中乗車が可能なので、4つの行先候補駅はこれらの駅より遠い駅なら良しとしました。

こうして検索すること十数回、決めたのは新潟駅・新青森駅・一ノ関駅・秋田駅』の組み合わせ。

新幹線停車駅
新幹線停車駅
宇都宮は候補外
新幹線停車駅
新幹線停車駅
高崎は候補外

新潟駅に決まればスキー以外で行ったことのない新潟の名所を観光。
新青森駅・秋田駅に決まれば盛岡駅で途中下車して「2023年に行くべき52カ所」に選ばれた盛岡市観光。
一ノ関駅に決まれば中尊寺とその周辺観光、雨ならば仙台駅で途中下車して仙台観光。
などと想像しながら結果を待ちます。

行先は新潟駅に決定!

待つこと数時間、行先決定メールが来ました。
3・2・1とカウントダウンのあと
「新潟駅」に決定しました!
と。
画面通りにマイトラベルページに移動すると、乗車する新幹線がわかり、その後ICカードと紐づけると座席番号がわかります。

ここでひとつ誤算が発覚。
行先が新潟駅に決まった場合、乗車日に天気がよければ燕三条駅で途中下車して弥彦山や弥彦神社に行こうと考えていたんですが・・・。なんと往路列車は東京駅を出たら大宮駅にしか止まらず最短時間で新潟駅に到着する(上野駅にも止まらない)新幹線とき311号。これには考えが及びませんでした。
ただ新潟駅からも在来線(信越本線や越後線)を使って弥彦駅(弥彦線)に移動できるとわかりひと安心(在来線の乗車時間は約70分)。きちんと調べてわかったことですが、弥彦線は1~2時間に1本ほどと列車本数がかなり少なく、新幹線を燕三条駅で途中下車して在来線に乗り換えても到着時間は同じでした(在来線の乗車時間は約30分)。

「思いもよらない素敵な場所への旅を通じて新たな出会いや体験を楽しんでほしい」というJR東日本の思惑通り、ローカル線を楽しむ列車旅になりそうです。


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