家事を楽にしてくれる家電、ロボット掃除機といえば代名詞のように『ルンバ』。「でもルンバはお値段が高いし…」というイメージがあり今まで縁がありませんでした。
たまたま昨年のブラックフライデー(2022年11月)に、ルンバにはない(当時)水拭き機能も搭載しているロボット掃除機『エコバックス(ECOVACS) OZMO DEEBOT T8 AIVI』を見つけ、このお値段なら…と実際に購入することに。
そして数日後、このロボット掃除機が到着しました。
エコバックスはシェア世界第2位の会社で(当時)、消耗部品もアマゾンなどで安く購入できます。
水拭き機能搭載
冬、ガスファンヒーターを使っているとフローリングの綿埃が目につきます。さらにこれからは花粉症にはつらい季節。水拭きをすれば綿埃は溜まりませんが、面倒でなかなかできません。花粉も舞い上がらないようにするにはやはり拭き掃除が効果的。エコバックス(ECOVACS) OZMO DEEBOT T8 AIVIは「一台で吸引と水拭きが同時にできる」というのでそれが購入の決め手になりました。
一台で二役!掃き掃除と拭き掃除が同時にできる
どんなふうに同時に掃除しているのか、横から撮影しました。
まず進行方向の前方に付いているサイドブラシでごみを集め、底中央にあるメインブラシで吸引。
そして、後方のモップが床に圧力をかけながら前後に振動し水拭きしていきます。モップには常にムラなく水が浸み込み、その水量はアプリで調節できます。
水拭きOK?マットの素材を判別できる
水拭きモップ装着時、絨毯のようなチェアマット【写真右側の茶色いマット】は回避して清掃しません。一方、フィットネスバイク用の高さ6mmと9mmのビニル素材のマット【写真左側の黒のマット】は上に乗り水拭きもします。特別な設定をしなくても素材を判別して水拭きできない絨毯は避けてくれます。
ただ「水拭きできない」と判断するとその絨毯には乗らないので清掃してくれません。絨毯を綺麗にするには水拭きモップをはずして吸引のみで清掃する必要があります。
我が家ではリビングにあったチェアマットを写真のフィットネスバイク用のマット(アルインコ)に替えました。
広角カメラ搭載
間取りや家具の位置を把握したり、カーペットの素材を判別したりできるのは搭載する広角カメラによるものです。(広角カメラ以外にも光のパルスを使って距離を測定します。)
マッピング機能【ブロック分けと進入禁止】
エコバックス(ECOVACS) OZMO DEEBOT T8 AIVIは初回清掃時に間取りや家具の位置を把握し、その間取り図が「ECOVACS HOME」アプリ上に再現されます。
その間取り図をいくつかのエリアに分けると、部分的にひとつのエリアだけ清掃することも可能になります。
我が家のマップを参考に。
【左側スマホ画面】
エリア分けは
A⇒リビング B⇒キッチン C⇒階段
侵入してほしくない場所は侵入禁止エリアに指定できます。万が一にも階段から落ちてほしくないので、階段を侵入禁止エリアにしました。
【右側スマホ画面】
精巧にマッピングできるので清掃の経路も整然としています。まず周りを一周し、そのあと中を塗りつぶす、というふうに。
清掃回数と吸引力はアプリで調節できます。
アプリと連携 見守りカメラ
広角カメラと「ECOVACS HOME」アプリの連携で、外出先からアプリを通して家の中の様子をみることができます。我が家では今のところ使う機会がないのですが、ペットを飼っている方や小さいお子さんのいる方なら留守番中の様子を確認でき、呼びかけることもできるようです。
愛らしい動きのロボット掃除機
見通しの良いところではスピードをあげたり、椅子の脚の間で立ち往生したり(実際にはしていませんがそう見える)、充電ステーションに戻る様子も愛らしい掃除機です。
テレビボードの下に充電器を設置したかったので、ごみ収集スタンド付きロボット掃除機は検討しませんでした。ごみ収集スタンドがなくてもワンタッチでごみ捨てできるので不便ではありません。
使って3か月。このロボット掃除機にとても満足しています。
すべての機能を使いこなせているわけではないので、見守りカメラ機能など、また後日報告します。