『小岩菖蒲園』は東京都江戸川区北小岩4丁目先の江戸川河川敷にあり、だれでも無料で入ることのできるバリアフリーで開放的な回遊式庭園です。無料駐車場、車いす対応のお手洗もあります。
約50,000本の花菖蒲が見ごろとなる6月上旬から中旬には『小岩菖蒲園まつり』が開催、この時期の土日にはJR小岩駅から河川敷までの臨時直通ラッピングバスが運行され多くの人でにぎわいます。
小岩菖蒲園への行き方
『小岩菖蒲園』へは公共交通機関や自家用車で行くことができます。
約300台が駐車できる(河川敷グランド利用者と共用)無料駐車場があるほか、『小岩菖蒲園まつり』の時期にはJR小岩駅から河川敷までの臨時直通バスが運行されるなど、老若男女を問わず足を運びやすくなっています。
公共交通機関を利用して小岩菖蒲園へ
小岩菖蒲園の最寄り駅は京成電鉄江戸川駅
『小岩菖蒲園』の最寄り駅は京成電鉄(京成本線)江戸川駅。
江戸川駅までは京成上野駅からは各停で約30分、JRと接続している日暮里駅からは約27分。
都営浅草線からも京成押上線・京成本線へと乗り継ぐことができます。
江戸川駅からは徒歩約5分。土手を下りれば『小岩菖蒲園』は目の前です。
小岩菖蒲園まつり開催中の土日はJR小岩駅からの直通ラッピングバスが便利
小岩菖蒲園まつり【2024年は6/1(土)~16(日)】開催中の土日はJR小岩駅南口バス停2番乗り場から小岩菖蒲園行き直通バスが出ています。途中停車するバス停は「東小岩六丁目」「小岩警察・区民館」、料金は大人220円小児110円です。
土日は駐車場が混むことが予想されるので、公共交通機関の利用が呼びかけられています。
平日はJR小岩駅からよりJR市川駅から路線バスに乗るほうが徒歩の時間が短い
平日は直通バスが運行されないので、JR小岩駅南口バス停2番乗り場から京成バス(小72)「瑞江駅」「一之江駅」「江戸川スポーツランド」行きのいずれかに乗り「一里塚」バス停下車(所要時間5分)。料金は大人220円小児110円、運行本数は1時間に約5~6本。ここからは地図の通り、小岩菖蒲園まで徒歩約14分と少し遠め。
JR小岩駅からは別の路線バス経路もあります。北口を出てイトーヨーカドーの横を直進徒歩約4分、蔵前橋通りの「小岩駅北口」バス停から京成タウンバス(新小52)「市川駅」行きに乗り「江戸川駅通り」バス停下車(所要時間5分)。料金は大人220円小児110円、運行本数は1時間に約2本。ここからは徒歩約9分で小岩菖蒲園へ到着。(合計徒歩約13分)
JR小岩駅からよりも、歩く距離・時間が短くなる経路です。
JR市川駅北口バス停4番乗り場から「新小岩駅」行き京成タウンバス(新小52)に乗って「江戸川駅通り」バス停下車(所要時間5分)。料金は大人220円小児110円、運行本数は1時間に約2本。ここからは徒歩約9分で小岩菖蒲園へ到着。
約300台駐車できる無料駐車場を利用して小岩菖蒲園へ
東京方面からは市川橋の手前を左折、千葉方面からは市川橋を渡ってすぐ左折し、土手を下って河川敷の道に出ます。河川敷入り口ゲートの開放時間(6月)は午前8時30分~午後6時30分ですが、天候によっては変更・閉鎖されることもあります。
京成電鉄鉄橋の下に河川敷グラウンド利用者と共用の無料駐車場があります。(駐車台数約300台)
【写真で紹介】バリアフリー回遊式庭園『小岩菖蒲園』を楽しむ
老若男女が楽しめる『小岩菖蒲園』。その理由を写真で紹介します。
まず、菖蒲園に入る前にお手洗の場所を確認します。ここには車いす対応、女性専用、男女共用、男子専用のお手洗があります。
入口の手前には臨時分別ごみ箱が設置されていました。公共交通機関を利用する場合、ごみを持ち帰らなくてすむのはとても助かります。
小岩菖蒲園は河川敷にあるため利用時間の制限はありません。(車の入口ゲートは閉門時間あり)
園内の通路が広くバリアフリー、ベンチや大きな木の陰で休憩できます。
睡蓮(スイレン)の咲いている水辺では子供たちがザリガニ釣りをしていました。
江戸川近くまで進むと仮設トイレがあります。
江戸川には以前使われていた水上バスの発着施設があります。
この日(日曜日)はキッチンカーが来ていました。
菖蒲園内でアジサイも楽しむことができます。
朝ドラで有名になった牧野富太郎博士が1890年にここで初めて発見した食虫植物「ムジナモ」。現在は小岩菖蒲園内に自生していないとのことです。