昨年(2022年)の母の日に作ったフラワーアレンジメント付きフォトフレーム。
母の日といえば生花のカーネーションが定番ですが、私の母は要介護4で生花の手入れができません。
そんな母に手入れいらずのプリザーブドフラワーやドライフラワー、アーティフィッシャルフラワー(造花)は最適。さらにボックスケースだとほこりもかぶらず清潔です。
フラワーアレンジメント付きフォトフレームを作ろう
花屋さんなどで購入すると高価なフラワーアレンジメント付きフォトフレーム。意外と簡単に手作りできます。いろいろな花材や小物で唯一の素敵なフォトフレームを作りましょう。
ボックス付きのフォトフレームを用意する
このフォトフレームは1年前にダイソーで300円で購入したものです。色はホワイト、ナチュラル、ブラウンの3色。昨年(2022年)の母の日に作って以来、自宅用やプレゼント用に数個作りました。残念ながら最近はダイソーで見かけなくなってしまいました。もし見つけた場合は必ず買いたい商品です。
フォトフレームの後ろの台紙を外し、この上に直接花材などをグルーガンで貼っていきます。一番注意することは、花材がボックスの深さに収まるように(フォトフレームのガラスに当たらないように)高さを調節することです。ちなみにこのボックスの深さは3㎝です。
お値段は高くなりますが、楽天にもボックス付きフォトフレームが販売されているので、ぜひお気に入りのものを見つけてください。
母の日にピンク系の花材をそろえる
揃えた花材の名前は写真の通り。
母の好きなピンク系で揃え、ブルーをアクセントに。
いろんな種類の花を少しずつ揃えたいときは、メルカリやラクマで購入すると手軽でお得です。綺麗な花材や小物をセットで出品している方がいます。
メインの花はソーラーダリア。
ソーラーフラワー(ソラフラワー)とは東南アジアの植物「ソラ」の茎の皮をむき乾燥させ、1つ1つ手作業でお花の形に作っている製品です。
中央より少しずらした目立つ位置に貼ります。
母の日プレゼントなのでプリザーブドフラワーのミニカーネーション(ピンク系と白)を合わせました。ソーラーダリアの周りに配置します。
母の日に向けてカーネーションは品薄になるので早めに用意します。
プリザーブドフラワーのバラの高さ調節をする
ほとんどの花材はそのまま台紙に貼り付けることができますが、プリザーブドフラワーのバラはガクを含めると高さがでて、このまま使うと深さ3㎝のボックスではガラスに当たってしまいます。
そこでバラにはひと手間加えて高さを低くする必要があります。
調整方法
①ガクをつまんでねじりながら少しづつ引っ張り外していく。
②空洞になったところにグルーガンで接着剤を入れ、花びらがバラバラにならないようにする。
③貼りたいところに置いたら、接着剤が固まる前に花びらを広げる。
このようにすれば、高さも低くなり花も開いて大きくなります。
台紙のすきまを花材で埋めて完成
今回は台紙に手を加えていないので、台紙が見えないようにアジサイ、小花、リボンなどで埋めています。
台紙に好きな布や紙などを貼って背景として見せても素敵になります。
季節に合わせたアレンジメント付きフォトフレーム
母の日だけでなく、いろんな季節に合わせて作ると、自宅でも楽しめてプレゼントにも最適です。
春の明るい花畑をイメージして
花材を直接台紙に貼ります。
まずバラを3輪中央付近に貼ってから配色を考えて周りをアジサイで埋めていきます。バラとバラの間は小花で埋めます。
(バラはガクを取って少し広げています。)
初夏のブライダル風にハートピックをつけて
台紙に両面テープで石目調壁紙(リフォーム用壁紙のサンプル)を貼ります。
ミニかごを花器にしてアレンジしています。ジニアは高さ1㎝ほどのガクがあって貼りにくいので、下に見えないようにクッションになるものを入れています。
真夏のひまわりで元気に
夏らしくメッシュ布を両面テープで貼っています。メインはそーらーひまわり。ジニアはガクを支えに斜めなるよう立体的に配置します。
ソーラーフラワーひまわりはそれだけで存在感があり、ほかの花材が少なくても配色次第で華やかになります。
紅葉の秋・収穫の秋アレンジメント
秋らしく色目は茶系で。台紙にはレンガ調の壁紙を両面テープで貼ります。
ちりめん小物も秋らしい柿と栗をチョイス。ペッパーベリーを木の実のように配置します。
花だけでなく小物も選べるのは手作りならでは。
フォトフレーム以外にも(キーホルダーとして)
落ち着いた色合いで台紙にはジュートクロス(麻布)を。幅広のジュートリボンでもOK。ジュートクロスはナチュラルなアレンジメントによく合います。
こちらは写真たて部分を改造してキーホルダーにしています。